#坂本龍一
ピアノソロコンサート配信→ソロアルバム12。タルコフスキーのサクリファイスやノスタルジアみたいな静謐な音の気配に打ちのめされ、こんな穏やかな午後に泣いたら過呼吸になりそうで、既に顔の化粧も台無しな惨状なのでお出かけは中止です。カラムーチョでも食べて正気を保つ事にします。 pic.twitter.com/etwPxuBMbj— tomoシュリープ (@myblueukulele) December 11, 2022
ミュージシャンの坂本龍一さんのピアノコンサートの配信が、2011年の12月11日に行われました。
このコンサートは坂本龍一さんが現在患ってる病気の直腸がんから他に転移した癌によって、「ライヴでコンサートをやりきる体力がない」ということで、前もって、1日に数曲ずつ収録された演奏とその映像を、時間をかけて編集したものをライブ配信。
そして坂本龍一さんは「この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」とファンにとっては衝撃的なことも語りました。
目次
坂本龍一さんが死を意識?したライブ配信のその理由?
「ライヴでコンサートをやりきる体力がない」
「この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」
という坂本龍一さんの話から見えてくるものがあります。
「ライヴでコンサートをやりきる体力がない」
という事で今回のような数日に分けで演奏したものを編集してライブ配信したわけで、今までのようなステージでミュージシャンと一緒に何曲も演奏してライブをする、っていうことが現在の坂本龍一さんには出来ないということなのですね。
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そして、「この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」
という言葉から、今後は「数日に分けで数曲を演奏する」ということも現在の坂本龍一さんに困難になってくるという意味だと解釈できます。
今後、もしも坂本龍一さんの演奏を目にすることがあっても、単発で一曲とか数曲っていうことになるかもしれません。
ある意味、今回のライブ配信はリアルに「死」を意識してるのかな?って私は解釈してしまいました。
「ライヴでコンサートをやりきる体力がない」という坂本龍一さんの言葉は現在の坂本龍一さんの体の状況を率直に表してると思います。
「この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」という言葉が私には、引っかかってます。
本当の意味でのまとまった演奏曲でのコンサートはこれで最後ということなのかもしませんし、次なる演奏の形式をすでに考えてるのかもしれません。
ご本人はすでに「死」を意識していて、「生」が続く限り音楽活動をされるのかと思いますが、比較的に体調が良い日をみつけては音源を残す活動や、自身の演奏を撮影していくような活動をされるのかもしれません。
坂本龍一さんってビジュアルにもこだわりのある方なので、来たるべき時が来るまでのドキュメンタリーの撮影なんかもされてるのかもしれませんね。
私の妄想も入ってますが・・・・
坂本龍一さんは生粋のアーティストなので、最後の最後まで、そして肉体がこの世からなくなった後のことも考えた終末活動に現在は突入したのかな?と推測します。
「ライヴでコンサートをやりきる体力がない」
「この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」
この2つのワードから、今回の2022年の12月11日のオンラインライブ配信コンサートの、本当の理由が見えてくるように思いました。
今回のオンラインコンサートの前に坂本龍一さんは配信に向けてメッセージを残してます。
元気そうですが、顔も若干やつれた感じがしますし、声がかなりかすれた感じもしますね。
そしてユーチューブに2022年12月11日に配信された演奏の、あの有名な曲の「Merry Christmas Mr. Lawrence 」がアップされてました。
鬼気迫る演奏と言う感じではなく、現在のご自身の体の状態や「死」をそのまま受け入れた?という印象で、妙な穏やかさを私は感じました。
「戦う」という感じではないですよね。
「生」も「死」も受け入れた人の覚悟とか穏やかさが演奏から伝わってきたように思います。
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坂本龍一さんの病気の癌ってターボ?
坂本龍一さんが最初にがんが見つかったのは2014年のニューヨークでの事。
「中咽頭癌」でした。
咽頭とは鼻の奥から食道に至るまでの食物や空気の通り道です。
咽頭は上・中・下の3つの部位に分けられ、各部位にがんができるとそれぞれ上咽頭(じょういんとう)がん、中咽頭(ちゅういんとう)がん、下咽頭(かいんとう)がんという診断となります。扁桃や舌根は中咽頭に含まれます。
咽頭がん|頭頸部がん|がん研有明病院
坂本龍一さんの「中咽頭癌」はすでに寛解しております。
しかし2020年6月にニューヨークで検査を受けた坂本龍一さんは、「直腸癌」と診断されます。
前回の「中咽頭癌」で治療を受けた、ニューヨークの癌センターを信頼していた坂本さんは、放射線治療と並行して抗ガン剤も服用しニューヨークで治療をしましたが、数ヶ月が経ってもなかなか癌が消えません。
そして同年の12月に日本で仕事があるために帰国。
その頃、物忘れの多さに坂本龍一さんは悩んでいたそうです。
帰国をきっかけに脳の調子を調べておこうと思い、11月中旬から人間ドックを受けたそうです。
結果は脳は正常だったのですが、直腸癌が肝臓やリンパにも転移していたそうです。
ニューヨークの病院で直腸癌の放射線治療が終わってからすでに3ヶ月は経っていましたが、なぜかニューヨークの病院では転移は告げられていなかったそうです。
ニューヨークの癌センターを不信に感じた坂本龍一さんは日本で治療することに。
日本の病院の腫瘍内科の先生の診断は「何もしなければ余命半年」と余命宣告を受けます。
ニューヨークでの放射線治療ですでにダメージを受けているため、もう同じ治療はできないとのこと。
それに加えて、「強い抗ガン剤を使って、厳しい化学療法を行っても、5年の生存率は50%。」ということも言われたそうです。
その後に他の病院でセカンドオピニオンでも肺に癌が転移してることも判明。
そして坂本龍一さんは日本での治療を受け入れて2020年から2022年の間に、6度の手術を受けて現在に至るわけです。
ひょっとしてターボ癌?
2020年に直腸癌が見つかってからあちこちに転移するのが早いような気がするのですが、坂本龍一さんって世界を股にかけて活動するミュージシャンですよね。
当然、飛行機ににも乗るわけですが、例の流行り病の中、海外に出国するには例の予防接種を受けないといけないわけです。
当然坂本龍一さんも例の流行り病の予防接種を受けてると思われます。
最近ネットで話題になってますが、例の予防接種を数回受けた方の中には、副作用で癌を患う人がいるらしいです。
そして、その癌の進行がものすごく早いということで「ターボ癌」と言った名前でネットの中ではすでに知られてる癌です。
坂本龍一さんの癌もひょっとして・・・・・
と思ったのは私だけでしょうか?
推測の範疇なのでこれ以上は書きませんが、今年は多くの著名人も不可解な病気で倒れたりしているので、気がかりですね。
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まとめ
今回の坂本龍一さんのオンラインコンサートはいろんな意味で話題になりましたが、今後の坂本龍一さんの活動が気になるところですね。
2021年の手術後に坂本龍一さんは
「これからは“ガンと生きる”ことになります。もう少しだけ音楽を作りたいと思っていますので、みなさまに見守っていただけたら幸いです」
とコメントを残したそうです。
2021年の時点でガンと戦うのではなく、ガンと共存する道を選んだ坂本龍一さん。
オンラインコンサートの前のインタビューで
「ライヴでコンサートをやりきる体力がない」
「この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」
という言葉を残した坂本龍一さん。
オンラインコンサートでの「Merry Christmas Mr. Lawrence 」を見る度に、もう「死」を意識されてるんだなぁ、改めて考えてしまいました。
今後の活動が気になりますね。
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